2014-10-11
10月の震災月命日供養
本日は東日本大震災より3年と7か月となる月命日でした。
早朝より女川町立病院の敷地内に建立された供養塔の前にて
真言宗僧侶らによる月命日の法要があり、参加してきました。
高台から見下ろす女川港の風景はかさ上げ工事が進んでいて
港として復旧されつつあるのが感じられました。
帰り道で南浜町の濡仏堂跡地と隣のお稲荷さんをお参りしました。
濡仏さんとは今回の震災で流されて、いまだ帰らぬ仏さまですが
土地の方がお参りを続けており、今でも信仰されています。
ここはいずれ復興祈念公園として整備される場所ではありますが
元々の土地の信仰が受け継がれていくでしょう。
午後2時46分より築山墓地の釜観音前にて慰霊法要を行いました。
秋晴れの中、清々しい気持ちで観音さまを拝ませていただきました。
ご参列の方々だけでなく、遠く離れた土地からも犠牲者の冥福を祈る
多くの方の思いを塔婆という形に顕し、供養いたしました。
これから寒い時期となり、屋外での法要は辛いものになってきます。
しかし今後もなるべく海に近い場所で続けてまいりたいと思います。
ご近隣の方はどうぞお参りください、また当日ご参拝になれない方も
思いを寄せていただければ幸いです。
関連記事
コメントを残す