開眼・撥遣供養(魂抜き)

開眼供養-神仏の魂入れ・お性根入れ-

新たに購入したお仏壇・お位牌・お墓などは仏さまをお迎えして故人の魂を入れる開眼供養(魂入れ)が必要です。もともとの菩提寺が無い方や遠方で都合が合わない方など宗旨宗派を問わず、どなたでもお申し込みいただけます。

お墓の開眼供養

お墓の開眼供養

霊園などの墓地にお墓を新しく建立したときや改葬(リフォーム)したときはお墓の開眼供養が必要です。単なる石であった石碑は開眼することで仏塔と同等となり、故人の遺骨が納められお墓として供養の対象となります。

お仏壇・お位牌の開眼供養

お仏壇・お位牌の開眼供養

お仏壇やお位牌も新しく購入や修復した際には開眼供養が必要です。お仏壇を開眼するということはお浄めの作法の後に本尊(真言宗では大日如来・不動明王・弘法大師)をお招きすることで、お仏壇はご家庭の中の小さなお寺となります。お位牌は通常、四十九日の法要の際に白木位牌(仮位牌)から本位牌に魂を入れ替えます。魂を抜いた後の白木位牌は大宝院にて引き取りお焚き上げいたします。

撥遣供養(魂抜き)-神仏の魂抜き・お性根抜き-

お墓・お仏壇・お位牌・神棚・ご神符など魂を宿すものを処分または引っ越し・修復する場合は事前に魂を抜く撥遣供養(魂抜き)と、また移動先で魂を再び宿す開眼供養を行います。

お墓の撥遣供養(魂抜き)・墓じまい

お墓の撥遣供養(魂抜き)・墓じまい

近年は少子高齢化の影響もあり、お墓を維持するのが難しく墓じまいを行う人も増えています。お墓の撥遣供養(魂抜き)をされる方は基本的には菩提寺さまや開眼供養をされたお寺に相談していただき、了解が得られた場合や対応できない事情がある場合に限り承ります。

お仏壇・お位牌の撥遣供養(魂抜き)

お仏壇・お位牌の撥遣供養(魂抜き)

墓じまいと同様に後継者が不在のためにお仏壇・お位牌の生前整理を検討される方や、清掃・引越し業者さまから空き家になった住宅のお仏壇を処分したいとの問い合わせが増えております。大宝院に持ち込んでいただくか、こちらから出張して魂を抜く撥遣供養(魂抜き)をおこないます。お仏壇が大きく運べない場合は丁寧に梱包し配送していただくか、中の仏さまやお位牌のみお持ちください。

遺品供養

遺品供養

お仏壇など神仏を宿したものでなくとも故人の遺影や仏具、生前に愛用した物や想い出の品などの遺品をゴミとして捨ててしまうのは心苦しい物です。当院に持ち込まれるか郵送されました遺品は丁重に撥遣供養(魂抜き)をした後にお焚き上げします。石材や金属など燃えない部分はご供養の後に市の分別に従い廃棄処分いたします。

人形供養

人形供養

日常の中で我々に安らぎや慈しみの心を与えてくれたお人形、こけしやぬいぐるみなどは古く傷んだとしても別れが辛いものです。特にひな人形や五月人形は身代わりとして厄を引き受けてくれると言います。感謝を込めてご供養した後にお祓いし、お焚き上げいたします。なるべく金属製の装飾やガラスケースなど外してお持ちください。

お布施額の目安
5千円より
ダンボール1箱分追加につき3千円

郵送をご希望の方へ

各種ご供養を希望される方で日常が忙しくご供養が疎かになっている方、外出できない、僧侶を招くことが出来ない方には郵送にて承ります。住職が施主さまに変わり執り行い、供養を終えた証明書(供養之證)を郵送いたします。テレビ電話による遠隔でのお参りも承ります。まず電話かメールにてお問い合わせください。