2016-07-03

石巻かほくコラム16「神仏に向き合う」

※雑事にかまけ更新が滞っておりました、申し訳ありません。

3月16日の石巻かほくにコラム「神仏に向き合う」が掲載されました。

平成28年3月16日石巻かほくコラムつつじ野16

この記事が掲載されて以降、九州において熊本地震が発生しました。

犠牲になられた方々を追悼すると共にいち早い復興を祈念いたします。

このコラムの中で「日本とは自然の力が働く、災害が起こりうる場所にしか

街を作ることが出来ない」と書いていますが、つくづく我々の生活は災害と

隣り合わせなのだと実感いたします。

世界的な火山学者である鎌田浩毅教授は「日本人は『短い災害と長い恵み』

の中を生きてきた」と語っています。これもつまり災害と自然の恵みとは

表裏一体である事を意味しています。

自然と共存こそ日本の信仰の原点であり、修験道の教えであると思います。

 

先月の6月5日、今年も田束山石像公園まつりに出仕致しました。

ここの不動明王像は東日本大震災で倒壊しましたが立派に再建されて

今なお信仰が引き継がれています。

tatugan-goma

災害に負けず再び立ち上がった不動尊のように、我が子も挫けぬ心を

持って育ってほしいと祈念いたしました。

tatugane-fudou

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