2014-09-11
9月の震災月命日供養
本日は東日本大震災から3年6カ月となる月命日でしたが
前日からの記録的な大雨により石巻市内はいたる所で冠水し
大宝院の周辺も車が通れない状態でした。
この辺りは震災で地盤沈下してこれまで何度も冠水した所であり
最近は水はけが良くなってきて油断していましたが、あらためて
自然の驚異を実感いたしました。
そんな足元の悪い中を本日も近隣の方にお参りいただきました。
私たち僧侶が震災の月命日に拝むのはある意味当然の事ですが
自分の時間を削り、予定を開けてお参りに来られる方のお心がけは
僧侶以上に尊いものだと思います。
もちろん平日の昼間なのでそんな余裕はない、冠水した家の掃除で
大変だったという方も多くおられると思います。
参列された方には「他の方々の分もどうぞご供養してください、
それが回向といって自分にも還ってきます」とお話ししました。
塔婆という形で大宝院に祈りを託してくださる方もおられます
そのような方々の分も代理としても祈りいたしました。
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