2014-09-04
写経奉納のご案内
本日も石巻市築山「たんぽぽの家」にて写経会を行いました。
大宝院では初心者の方にも気軽に写経に親しんでいただけるよう
文字の大きい写経用紙やすぐに書き終わる短いお経の写経用紙
お子さまも楽しめるぬりえ写経をご用意しています。
たとえ一文字であろうと仏さまの教えであるお経を書き写し
奉納することは大きな功徳があります。
写経の功徳はお大師さまの著作「般若心経秘鍵」にも記されています。
弘仁九年(818年)都に伝染病が流行し、多くの死者が出ました。
時の嵯峨天皇は心を痛められお大師さまに相談し、疫病退散のため
般若心経一巻の写経を勧められました。
峨天皇は自ら写経を行い流行病が鎮まったと伝えられています。
真言宗に限らず宗派を超えて、写経を書写することには心願成就や
ご先祖さまの供養、そして平和の祈りに意義があるとされます。
大宝院では東日本大震災で亡くなられた方々への供養として
皆さまからの写経の奉納を受け付けております。
奉納された写経は毎月11日の震災月命日供養の際に奉納し
28日に行う護摩祈祷の際にお焚き上げしております。
写経の最後に「為 東日本大震災犠牲者供養」と書き足し
納経料として一願300円を添えてご郵送ください。
皆さまからの祈りを届けていただければ幸いです。
※その他の願意や書き溜めた写経の奉納を希望される方はご相談ください。
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