2015-10-18
10月の震災月命日供養
HPの不調などで更新が遅くなりましたが、今月も11日に
東日本大震災より4年7ヵ月の月命日供養を行いました。
終日天候が良くありませんでしたが、早朝より女川町立病院
敷地内の慰霊碑前にて月命日の供養が行われました。
女川では3月に再開した駅周辺に新市街地の造成が進められ
山を切り崩しての土地のかさ上げが進められています。
読経中にこれまでのこの場所でのお勤めの機会を思い返し、
時の流れをひしひしと感じました。
思い返せば女川病院での最初の供養は震災翌年の4月20日、
ミャンマー仏教会の僧侶らによる慰霊法要への参加でした。
4月とはいえ寒風ふきすさぶ中、ご高齢な高僧らも一緒に
お勤め頂けたことが思い出に残っています。
またブータンより僧侶らが来られた時もこの場所で祈りました。
その時はダルシンというチベット仏教の経文が書かれた旗を立て
風に乗って供養が広がるよう祈りました。
そのブータン僧侶は「今後も11日には日本に向け祈り続ける」と
言っていました。今でも続けていると私は信じています。
国内のみならず、世界中の方が11日に手を合わせてくれています。
11日にはその祈りが届き、自分と一つになるように感じられます。
午後2時46分からは釜観音前にて恒例の慰霊法要を行いました。
これまで出会って来た多くの祈りに応える意味でも、月命日供養を
続けていこうと改めて思いました。
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